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こども熱中症って
なぁに?
熱中症とは、高温多湿な環境下で体温調節がうまくできなくなることにより起こります。
特に、こどもは暑くてもうまく汗をかくことができないなど、体温調節機能が未熟です。
そのため体内に熱がこもりやすく、
熱中症にかかりやすいと
されています。また、身長が
低く地面からの熱の影響を受け
やすいことも、こどもが熱中症に
なりやすい原因の一つです。
監修:キッズドクター医師/遠藤美央
このWEBページはキッズドクターの監修のもと作成していますが、紹介されている個別の商品の性能や安全性をキッズドクターが保証しているものではありません。各商品の用法についてはメーカーの指示に従ってください。
熱中症の症状
いっしょに
べんきょうしよう
こどもは大人より◯◯
暑さに弱い
![子供は暑さに弱い]()
体にこもった熱を放出して体温を
下げるためには汗をかくことが必要ですが、
こどもはこの汗をかく能力が未発達で時間がかかります。そのためこどもは大人よりも体温を下げにくく、熱が体にこもりやすい状態です。
照り返しの影響を
受けやすい![子供は照り返しの影響を受けやすい]()
普段目にしている気温は、大人の高さで測られた 気温です。身長が低いこどもたちは、地面に近く 照り返しの影響を受けるため、大人より7℃※も暑 くなることがあるとわかりました。こども目線の 気温、「こども気温」にご注意ください。
※気温差はサントリーとウェザーマップ社との共同検証実験より (2023年5月・晴天時・無風・30℃以上の環境下・市販の測器による計測)

自分では
予防できない![子供は熱中症を自分では予防できない]()
こどもは体調の変化を自ら訴えられない
ことがあります。
大人がいつも気にかけてあげましょう。
熱中症は気をつけると発症率が下がる病気です。
気温や湿度が高い日のお出かけは、一層注意してあげてください。
こども熱中症に
特に注意が必要な時期
5月

急に気温が上がる
暑い日
6月

梅雨時期の
晴れの日
7月

梅雨明け

夏休み
8月

お盆明け
こども熱中症の
予防策
- 生活編
- 準備編
- 見守り編
- 学校編
生活編
水分補給- こまめに水分補給することが大切です。特に子どもは念入りに!
塩分の入っている飲料を選びましょう!
+ 関連アイテム
塩分補給
ほどよく塩分も補給することが重要です。塩分は汗をかくと失われるため、損失分を補いましょう。塩分入りのかみ砕けるタブレットやイオン飲料がおすすめ。
+ 関連アイテム
体力づくり
日頃からの体力づくりも熱中症予防になります。適度に体を動かすことも重要です。ただ、気温が35℃以上の時はリスクが高いため運動を中止しましょう。
+ 関連アイテム
睡眠環境
夏の寝室の温湿度は28℃以下50%RH程度にしましょう。室温を一定に保つ為にエアコンはつけたままにすることを推奨していますが、体に直接風が当たらないように注意して下さい。通気性や吸水性に優れた寝具やパジャマを選ぶことも大切です。
+ 関連アイテム
準備編
衣服の工夫をしよう
通気性が良く首元や袖口にゆとりがある、麻やコットン素材のお洋服を選びましょう。吸水速乾・接触冷感などの機能素材もおすすめ。太陽の熱を吸収しにくい明るい色が好ましいです。
+ 関連アイテム
日差しから守ろう
つばの広い帽子をかぶって直射日光を防ぐことも大切です。ただ長時間かぶっていると頭に汗をかき熱がこもりやすくなるので、中がメッシュになったものや時々帽子を外して汗の蒸発を促しましょう。
+ 関連アイテム
ひんやりグッズを身に着けよう- ひんやりグッズの活用も熱中症対策の1つ。
ネッククーラーは首元を冷やすことで全身の熱をクールダウンさせてくれます。
ゆっくり冷やしてくれるので、過度な冷却にならず安心です。
+ 関連アイテム
飲み物を持ち歩こう- 喉の渇きを自覚する頃には、体から多くの水分が失われています。
おでかけの際もこまめに水分補給をしましょう。
飲み物は5~15℃で体に吸収されやすく冷却効果も大きくなります。
保冷が出来る水筒を持って出かけましょう。
+ 関連アイテム
見守り編
こまめな休けいを
とろう
元気そうにみえる場合でも、定期的に休憩させて顔色や汗のかき方をチェックしましょう。屋内や木陰など、涼しい場所で休ませてあげてください。
気温と湿度を
気にしよう- 「今いる環境やこれから行く環境がどのような状態なのか」を知ることを知ることは、非常に重要です。
環境省のHPに毎日「暑さ指数」が表示されています。お出かけ前にチェックしておくと安心です。
朝ごはんを
しっかり食べよう
朝ごはんを食べることで、エネルギーを補給し、体温を調整するための代謝を活性化することができるので、熱中症のリスクを軽減し、体力を維持することができます。
+ おすすめ朝ごはん
大人が気にかけて
あげよう- こどもは夢中で遊ぶため、自分では体調の変化になかなか気づけません。
大人が見守り、常に変化に気を付けましょう。気温や湿度が高い日のお出かけは、一層注意してあげてください。
学校編
通園通学時に
予防しよう- 大人の目が届きづらい通園通学時には特に予防が重要。
帽子や日傘の着用や日陰を選んで歩くなど予め伝えることも大切です。
+ 関連アイテム
水分補給を
しっかりしよう- 学校などで行われる暑い日のスポーツは特に大量の汗をかきます。
こどもは自発的に水分補給をする意識が不十分なため、大人が学校での水分補給の重要性を伝えることは非常に重要です。
+ 関連アイテム
給食を
いっぱい食べよう- 熱中症予防には、バランスの良い食事も大切です。
学校で出る給食はバランスを考えられた献立になっているので、様々な病気の予防のためにもしっかり噛んでたくさん食べましょう。
- 生活編
- 準備編
- 見守り編
- 学校編
子どものオンライン診療アプリ
「キッズドクター」では、
病院が開いていない夜間や休日にも
自宅から医師の診察が受けられます。
診察には健康保険と子ども医療費助成が適用され、
サービス利用料などはかかりません。
ホームケアや熱中症対策に不安があるときは
看護師に無料で相談できる
チャット健康相談の利用もおすすめです。


「こどもを守る 熱中症対策」とは・・・
2024年は過去に例を見ない猛暑となり、5月から9月にかけての熱中症による救急搬送者数は9万7578人で過去最高を記録。
特に9月は11,503人と過去最多の搬送者数を記録しました。
こどもたちに楽しい毎日を過ごしてもらう為に、熱中症の知識・予防を1つでも多く知って頂き、実践して頂くキッカケになれればと思っております。
パートナー企業様とともに、こどもたちと家族の楽しい夏をサポートしてまいります。